疥癬(かいせん)は、ヒゼンダニ(疥癬虫)というダニが体に寄生して起こる感染症です。

猫が疥癬を発症すると、激しい痒みから耳や頭を掻きむしるため、引っ掻き傷や出血、かさぶたなどが見られるようになります。
また、傷口から雑菌が入ると化膿し、皮膚がただれて炎症を起こしてしまうケースも少なくありません。


人にも猫にも優しい光触媒ミスト

猫疥癬(かいせん)
猫の疥癬(かいせん)に!

猫の疥癬(かいせん)の治療


疥癬の検査は、患部の皮膚を少しだけ擦り取り、顕微鏡下でヒゼンダニの卵やフン、幼ダニや成ダニが見つかれば、確定診断となります。

 

治療には、殺ダニ剤の投与が中心となりますが、子猫や老猫には薬が強すぎて皮膚が負けてしまう場合があります。

 

また、猫の体全体に散布するタイプの殺ダニ剤の使用は、猫が中毒症状を起こす場合もありますので、強力な薬の使用には十分注意が必要です。

 

猫は特に自分の体をよく舐めるため、薬浴用剤の感受性も高いため、中毒症状を起こす恐れも考慮する必要があります。

 

そして、ダニの駆除は猫の体だけに限らず、猫の生活環境となっているベッドや敷物なども、しっかりダニの駆除をおこなう必要があります。

 

殺ダニ剤はダニの卵には効かない場合が多いため、症状が改善してからも卵からかえった幼ダニが成長すると、再び増殖して症状が現れる可能性があります。

 

そのため、症状が治まったからといっても、すぐに安心して治療を中止すると、再発を招く恐れがあります。

 

猫の疥癬に!光の力でダニの栄養源を徹底分解する光触媒ミスト

猫の疥癬を放置すると、メスダニが皮膚の角質層に入り込み卵をどんどん産み付けていくため、卵がかえると成虫が急増するため、病変部がどんどん広がってしまうばかりか、人間(飼い主)や同居猫にも感染を広げてしまう恐れがあります。